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DL-054　Leather and Sheepskin Jacket “GRIZZLY”

Horse Hide & Mouton

1930年代のアウトドア用スポーツジャケットであるグリズリージャケットを元ネタに企画しました。

通称「熊ジャン」と呼ばれるこの形のスポーツジャケットは、当時極寒地でのアウトドア用として生産されました。

保温性が非常に高いムートンに、肉厚でしなやかなホースハイドを組み合わせています。

ヴィンテージではこのムートン部分の劣化が激しい個体が多く、普段着として着用できるモノは極端に少ない為、一部のマニアから長い間リプロダクトでの生産を期待されていました。

たくさんの声をいただいての、満を持してのプロジェクトです。

ムートンやホースハイドの再現性は当然の事として、裏地にはデッドストックのプリントフランネル生地を使用。

かなり当時の面影を再現していると思います。

また、1930年代当時はオープンジッパーがまだ珍しい時代で、コの字止めジッパーというストップ機能が無い古い仕様のジッパーでした。

なのでジッパーが降りてしまわない様に一番上にレザーストラップをつけ、それをボタンで留める仕様になっています。

そして引き手は1930年代のものと同じく扇型のクラシックな形状。

これは当時物と全く同じ仕様。

カフスはボタン留めではありますが、より防寒性を高める為に「輪編みリブ」を装備。

様々な角度から見ても、ヴィンテージリプロダクトに加えて更に進化していると思います。

これから100年後、確実にヴィンテージ＆アンティークに育つ逸品です。